用語解説
粉末圧延機とは、金属粉末を圧延機に連続的に投入して圧粉した成型体を作り、この成型体を焼結して、金属板を成型する粉末圧延加工を行う、金属加工機です。金属粉を溶解することがなく薄鋼板を成型できるため、歩留まりが高く、圧延異方性がないことが特徴です。鉄粉、アルミニウム粉、銅粉が、材料としてよく使用されます。粉末圧延を行う機械を粉末圧延機と呼び、金属粉の圧延→焼結→冷却→巻取りの工程が一般的です。大野ロールでは、「板巾:90mm以下 板厚:0.2mm以下」~「板巾:600mm以下 板厚:4.8mm以下」まで、複数の粉末圧延機を製造しております。