用語解説

タンデム圧延機とは、複数の圧延スタンドを連続的に設置し、金属材料を圧延する金属加工機です。連続して圧延することにより、金属材料の移動や運搬などがなくなり、圧延工程の生産性が向上します。タンデム圧延機は、冷間圧延と熱間圧延に分類されます。冷間タンデム圧延機による加工は、高精度で、なめらかな表面加工が実現できます。熱間タンデム圧延機は、加工性がよく生産スピードが向上しますが、精度が荒く、粗加工に向きます。大野ロールでは、タンデム溝圧延機を製造しております。「ロール寸法:φ75×50 圧延寸法:7角」~「ロール寸法:φ250×100 圧延寸法:24角」まで対応可能です。