概要
装置 | 圧延機 | 対象機 | 自社 |
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対象 箇所 | 駆動部 | 改造 項目 | トルクセル |
12型2段圧延機において、駆動機構にトルクセルを取付て圧延中の実トルクの測定を行った
ご相談前のお悩み
既設圧延機では、圧延加工の負荷トルクはミルモーターの負荷電流値から逆算した計算値しか得られませんでした。その為、駆動機構の各部のメカロスが加算されてしまうため、材料に掛かる正確な負荷トルクを測定する事が出来ませんでした。
改造のポイント
圧延機の駆動機構部にトルクセルを搭載することで圧延加工中の実トルクの測定を可能としました。これにより、理論値ではなく理論値ではなく実際の負荷を知る事が出来る様になりました。また、圧延中の負荷トルクはタッチパネル内に表示するだけでなく、データー収集機能も追加してPCでのデータ保存も可能にしました。
改造後
当改造により、圧延加工中の材料に実際に掛かる負荷を測定する事が可能になった。これまでは計算上の数値を用いられることがほとんどであり、圧延中の実負荷トルクのデーターを収集できる装置になった事で大変ご満足いただけました。
圧延機・ロールプレス.comでは、圧延機の駆動機構部にトルクセルを搭載して、圧延加工中の実トルクの測定を行うなど、目的に応じた各種センサの取付が可能です。数十年前の機物でありメカ・電気図面がないことから改造不可との認識を持たれているお客様も多数おられます。図面がない場合でも、弊社の熟練した設計者が現地調査を行い、ベストな改造提案をさせて頂きます。また、自社製品だけでなく、他社製圧延機についても、改造のご相談を承りますのでお気軽に下記よりお問合せください。
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