概要

装置圧延機・ロールプレス機 対象機自社
対象
箇所
ロールスタンド、ロール、チョック、ユニバーサルジョイント等 改造
項目
2段→4段改造
圧延ロールの段数の変更

2段圧延機において、薄板鋼板への生産に対応するため、ロールスタンド・ロール・チョック・ユニバーサルジョイントを追加し、4段/6段圧延機に改造しました。

ご相談前のお悩み

圧延ロールの段数の変更
圧延ロールの段数の変更

2段圧延機で対応可能な厚みの鋼板を生産しておりましたが、薄板鋼板の生産量が増加したため、4段圧延機の新規導入要望がありました。しかし、新規圧延機の導入には大幅なコストがかかるため、できるだけコストを抑えて設備を導入したいとのご相談がありました。

改造のポイント

4段圧延機の新規導入は高価であるため、既設2の段圧延機を4段/6段圧延機に改造する提案をさせて頂きました。スタンド・ローラー・チョック・ユニバーサルジョイント等を追加し、バックアップロール駆動の多段圧延機への改造を行いました。将来更に薄板の需要が増える事を考慮して、ロールセットを組み替える事で、6段圧延も可能にしました。既存設備を流用する事で、新規導入に比べて大幅なコストメリットを提供できるため、魅力を感じて頂き改造へと進みました。

改造後

ロールセットを組み替える事で、幅広い板厚の材料に対応出来るようになったため、設備の稼働率が上がり、生産性が向上したため大変ご満足頂きました。

圧延機・ロールプレス.comでは、素材の寸法に合わせて圧延ロール径を変えることが可能です。ロールスタンドの大きさに起因しますが、4段圧延機を6段圧延機に改造することも可能となります。また、ロールベンディング機構など、様々な板厚の形状制御機構の提案もさせて頂きます。図面がない古い圧延機の場合でも、現地調査の上改造検討させて頂きます。自社製品だけでなく、他社製圧延機についても、改造のご相談を承りますのでお気軽に下記よりお問合せください。

お問い合わせはこちら