概要
装置 | 冷間圧延機 | 対象機 | 自社 |
---|---|---|---|
対象 箇所 | 巻取機部 | 改造 項目 | モータ変更による生産性向上 |
巻取機の駆動機構をギヤードモータ+パウダークラッチからサーボモータに改造した事例です。
ご相談前のお悩み
従来、巻取機の駆動はギヤードモータ+パウダークラッチで行う構造でしたが、モータ及びパウダークラッチの経年劣化により張力が安定しないときがあり、お客様は更新を希望されていました。そこで、載せ替えるならとサーボモータ化することをご提案しました。
改造のポイント
サーボモータ化することで消耗品であるパウダークラッチの交換の必要がなくなりました。また、容量を大きくしたサーボモータを使用することで、張力に余力を持たせることができ、広い範囲で安定した張力が出せるようになりました。
改造後
当改造により、素材板厚が厚いところから薄いところまで安定した張力が出せるようになり、品質向上にも繋がりました。また、消耗品であるパウダークラッチ交換の必要性がなくなり、ランニングコストの削減も実現しました。
圧延機・ロールプレス.comでは、既設巻取り機をサーボモータ化する改造を承っております。また、他社製圧延機の改造も可能であり、電気・制御部分の改造を含めて一貫して当社で対応させて頂きます。図面がない場合でも、弊社の熟練した設計者が現地調査を行い、ベストな改造提案をさせて頂きます。既設圧延機において、修理・改造ができずお悩みをお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。
お問い合わせはこちら