概要
装置 | 圧延機・ロールプレス・スリッター 等 | 対象機 | 自社 |
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対象 箇所 | 圧延機等を含むライン設備全体 | 修理 項目 | ライン芯の見直し |
14型ロールプレス機において、床の経年変化によりライン芯のずれが発生していたため、ライン芯の調整作業を実施しました。
ご相談前のお悩み
平成20年代に納入したリチウムイオン電池製造用の14型ロールプレス機において、圧延材料にたるみやしわが発生するという不具合が発生し、問題解決についてご相談を受けました。
修理・メンテナンスのポイント
現地訪問の上状態を確認したところ、装置自体には特に異常はなく、床の経年変化による芯ずれが起きていることが分かりました。圧延設備全体のライン芯を再度調整させて頂き、芯ずれを解消。芯だし後は、生産立ち合いを実施し、電極のたるみやしわが生じないか等、実際に確認をさせて頂きました。
修理・メンテナンス後
装置の芯だしを作業を行ったことにより、圧延材料のたるみ・蛇行・巻きずれを解消することができ、製品品質の向上につながりました。今後も同様の問題が発生する可能性が在る為、現時点での据付・芯出し記録を新たに作成し、状態の変化を早めに察知出来るようにアドバイスをさせて頂きました。
圧延機・ロールプレス.comでは、ロールプレス機や圧延設備の芯だし作業を実施させて頂きます。芯ずれは、当事例のような床の経年変化や、設備仕様を超えたオーバースペックな材料を使用することで生じます。芯ずれの早期発見及び、品質の維持のため、年に1度の定期点検を推奨しております。自社製品だけでなく、他社製品のメンテナンス対応も可能ですので、圧延機・ロールプレスに関するメンテナンスについて、下記よりお気軽にお問合せください。
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