特殊フィルム・リチウムイオン電池への圧延技術対応

 ひと昔前まで圧延機・ロールプレス機といえば、鉄鋼・貴金属・非鉄金属といった金属系の製造業のお客様が中心でした。それが昨今では、樹脂やフィルム素材やリチウムイオン電池に関係する電極など、次世代自動車:CASEなどに関する企業様からのご発注・ご相談が非常に多くなっています。ロール to ロールで素材を圧延し形状を出す技術・構造は色々と応用できる事が多いので、多数の特許を持つ大野ロールには、定期的に新しい分野のご相談をいただきます。
 大野ロールでは、圧延機・ロールプレス機のデモ機によるテスト環境を本社工場で提供できるため、新しい素材の圧延をテストしたいとお考えのご担当者様はお気軽にご相談ください。

< 新素材:フィルム・リチウムイオン電池の圧延技術 >

全世界に納入実績を誇る圧入機・ロールプレス機のメーカー

 大野ロールでは、圧延機・ロールプレス機のメーカーの中でいち早くフィルムをはじめとする新分野への技術展開を行ってきました。平成19年には国際燃料電池展にロールプレス機を出品。当時は開催3回目の燃料電池展であり、国内外の大手素材メーカー・電池メーカー様に、同業他社に先駆けた圧延技術を紹介いたしました。その結果、大野ロールの圧延機・ロールプレス機の納入が日本に加えて、アメリカ・韓国・台湾・中国・インドネシア、タイ、チェコ、ブルガリヤ、メキシコ、ブラジルなど、全世界に広がりました。さらに韓国においては、リチウムイオン電池に関するロールプレス機のシェア率90%を越えたという記事もありました。

< 世界中に納入する大野ロールの圧入機・ロールプレス機 >