特許:実用新案 15件、海外特許:韓国1件・中国1件の取得

 2020年11月現在、大野ロールでは圧延機やロールプレスにおいて国内外の特許を、実用新案 15件、海外特許:韓国1件・中国1件 を保有し、さらに出願・公開中:5件となっています。特許内容は「 クラウンコントロールによって圧延材を高精度形状に圧延できる技術 」や「 圧延材のロール巻き付け角や荷重変動の過渡的状態での測定精度の向上、高精度の張力制御技術 」などの、製造品目の形状や品質を向上させることが特許出願する基準です。
 自社内に機械設計と電気制御設計者を多数抱える専門メーカーとして、お取引先の製造・生産技術のご担当者様からのお困りごとを、特許技術という確かな形として解決してまいります。

< 大野ロールが提供する圧延機の一例 >

デモ機によるテスト・技術相談への対応

 新しい製造ライン、新しい材料についての圧延機やロールプレスをテストしたい企業様からの相談を大野ロールでは積極的に対応しております。昨今の例で申し上げますと、リチウムイオン電池に関するロールプレスのテストでは、日本国内にとどまらず全世界からの技術担当者が大野ロールの本社工場に訪問されました。
 他にも大学や研究機関向けとして卓上サイズの圧延機の製造も行っております。低露点雰囲気内で熱間圧延が行え、マイナス60度までの対応が可能です。この卓上サイズの圧延機のシリーズは、大学の実験室や研究室、電池メーカー、材料メーカーなどに数多く使用されています。

< 大野ロールが提供する圧延機・その他産業機械の一例 >