概要
装置 | 3Mドローベンチ | 対象機 | ドローベンチ |
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対象 箇所 | 万力部(チャック機構) | 修理 項目 | スクリュー及びブラケットの交換 |
2023年現在も稼働しているドローベンチ(1983年大野ロール製作)の修理例を紹介します。約40年間、現役で活躍している機械となります。長く弊社の機械をお使い頂けていること、またメンテナンスを丁寧に行って頂けていることに感謝し、しっかりと修理メンテナンスをさせて頂きました。
ご相談前のお悩み
「チャック部が噛まなくなってしまった」とのご相談がありました。該当部品を送付いただき弊社にて分解・検証を行ったところ、経年劣化により万力部のスクリューネジとネジ受けブラケットが破損し接合しておりませんでした。
修理・メンテナンスのポイント
スクリューネジ接合部の寸法変更をし、耐久性が向上した部品を新規製作しました。スクリューネジ・メネジ・ネジ受けブラケットを更新しましたので、接合部が復旧しました。
修理・メンテナンス後
経年劣化した部品を新品に変更したことにより、チャックの噛みこみだけでなく万力部の稼働がスムーズになりました。また、負荷がかかる部品を交換したことで、より長く機械を使用していただけそうです。
圧延機・ロールプレス.comでは、旧式機械などの部品修理や故障個所の特定及び復旧作業を実施しております。また定期点検・メンテナンスのご依頼も承ります。圧延機や各種機械の予防保全のため、年に1度の定期点検を推奨しております。自社製品だけでなく、他社製品のメンテナンス・修理対応も可能ですので、圧延機・ロールプレス、スウェージング機やドローベンチに関しましてもメンテナンスについて、下記よりお気軽にお問合せください。
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