概要
装置 | 圧延機・ロールプレス機 | 対象機 | 自社 |
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対象 箇所 | ロードセル | 修理 項目 | ロードセルの再校正 |
12型4段圧延機の荷重計の再校正を行いました。
ご相談前のお悩み
試験用の12型4段圧延機において、圧延荷重の数値が明らかにおかしく、試験データの信頼性が失われてしまうので困るとのご相談が有りました。
修理・メンテナンスのポイント
現地を訪問し、ロードセルを圧延機から取り外して単体での動作確認を行ったところ、異常な数値が出てきた為、ロードセルが故障していることが判明しました。ロードセルは、起歪体の歪みを測定し、歪みの量を電気信号に変換する精密測定器です。その構造上、機械的な振動や、衝撃荷重によって破損してしまう事があります。当事例では、歪みゲージが緩んでいたため、歪みゲージを貼りなおす作業を実施しました。表示値がおかしいと感じた場合は、装置から取り外して無負荷状態で表示が”0”に戻る事を確認してみてください。
修理・メンテナンス後
歪みゲージを貼りなおし再校正を行ったことで、安心して圧延テスト、テストデータの収集を行える様になりました。
圧延機・ロールプレス.comでは、ロードセルの再校正を実施しております。ロードセルは精密機器です。メーカーとしては一年に一回の精度点検を推奨しています。収集したデータの信頼性を維持する為には、定期点検・メンテナンスのご依頼も承ります。圧延機の予防保全のため、年に1度の定期点検を推奨しております。自社製品だけでなく、他社製品のメンテナンス対応も可能ですので、圧延機・ロールプレスに関するメンテナンスについて、下記よりお気軽にお問合せください。
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