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一つは元の熱延コイルの板厚が前後端部で変動している事があります。ご存知のように連続ミルでも最終端が第一段ロールから離れるに従ってバックテンションが変ってきますので、AGCを付けていても板厚は多少変動します。
第二はフィード側のコイルの巻き締まりです。熱延コイルにしろ冷延3~5パスくらいのコイルにしろ、ロールを離れた時点で巻きが緩んでいます。これが巻き締まるまでは、後方張力が安定しない事が見受けられるようです。
特に板厚の大きいところでは、この影響が大きく出ている可能性があります。