概要
装置 | 圧延機、ロールプレス機 等 | 対象機 | 自社 |
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対象 箇所 | 操作盤 | 改造 項目 | 操作盤、表示器 |
10型4段圧延機において、アナログ表示板をタッチパネルの表示板に改造を行いました。
ご相談前のお悩み
既設圧延機に搭載されていたアナログ表示板が故障し、一部の機能の使用ができなくなりました。表示板は廃盤となっており入手ができず修理もできない状況でしたが、使用頻度の高い機能でありなんとかして復元したいと困っていました。
改造のポイント
アナログ表示板に使用されている電装部品は終息部品だったため、電装部品・プログラムを入れ替えてタッチパネル式表示板に変更することを提案させて頂きました。使えなくなった機能は、内部のシーケンサーを使用して、新たなプログラムを追加し、タッチパネル内に表示させました。タッチパネル式表示板に改造した場合、圧延荷重や圧延速度、パススケジュールなどの設定条件の可視化が可能で、また0.001までの細かい設定ができるため、圧延品質及び生産性の向上につながります。操作盤自体は流用することで、改造コストを抑える提案をしました。これらをご評価頂き、タッチパネルへの改造を実施しました。
改造後
表示部のみの変更だったため、操作盤全体の入れ替えコストより安価に改造することができました。また、既存の状態に復元するだけでなく、圧延品質や作業性の向上につながる機能付加をさせて頂いたことで、お客様に大変ご満足頂きました。
圧延機・ロールプレス.comでは、当事例のように、昭和・平成初期に導入した圧延機の表示器の改造が可能です。また、既設操作盤にスペースがない場合は、タッチパネル表示板に操作機能を集約することも可能です。老朽化した圧延機については、メカ・電気図面がないことから改造不可との認識を持たれているお客様も多数おられます。図面がない場合でも、弊社の熟練した設計者が現地調査を行い、ベストな改造提案をさせて頂きます。また、自社製品だけでなく、他社製圧延機についても、改造のご相談を承りますのでお気軽に下記よりお問合せください。
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