概要

装置圧延機、ロールプレス機 対象機自社
対象
箇所
安全カバー 改造
項目
安全カバー
ロール安全カバーの追加改造

卓上型粉末圧延機にロール安全カバーを追加する改造を行いました。

ご相談前のお悩み

既設の圧延機において、駆動ロールがむき出しの状態になっており、人のアクセスが可能となっていました。ロールの不具合時に動作を停止せず、緊急的に手を入れようとすれば入る隙間があったため、危害リスクを完全に排除するためのカバーの製作要望がありました。

改造のポイント

人のアクセスを完全に排除するためのカバーを追加する改造を行いました。カバー取り付け部にはセンサーを用いてインターロックを取り、カバーが外れている場合には圧延機の起動がかからないよう、プログラムを変更しました。センサーにはエリアセンサ等の光電センサではなく、近接センサを用いることで改造コストを低減しました。改造工事は1日で完了でき、生産停止期間を最小限にとどめることが可能です。

改造後

駆動ロールなどの回転体に手を入れないよう徹底的に注意喚起しておられましたが、今回の安全カバー追加により、緊急時の人のアクセスを完全排除し、安全に作業を行うことが可能になりました。カバーのメカ的な取り付けだけでなく、インターロックを構築することでカバー取り付けミスなどのヒューマンエラーも削減することができ、お客様に非常に満足頂きました。

圧延機・ロールプレス.comでは、当事例のように、既設の圧延機・ロールプレスに安全カバーを追加搭載することが可能です。現在、圧延機の稼働においては徹底的にリスクを排除することが求められておりますが、数十年前の安全性に乏しい圧延機が、今も多く稼働しております。長年稼働している機物においても、メカだけでなくインターロック構築を含めてご提案させて頂きます。また、自社製品だけでなく、他社製圧延機についても、改造のご相談を承りますのでお気軽に下記よりお問合せください。

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