概要
装置 | 圧延機、ロールプレス機 | 対象機 | 自社 |
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対象 箇所 | 圧延ロール | 改造 項目 | 圧延ロール |

φ63卓上型粉末圧延機(冷間仕様)を熱間圧延兼用仕様に改造しました。
ご相談前のお悩み
冷間圧延仕様の卓上型粉末圧延機を導入頂いているお客様にて、新しい素材開発のため熱間仕様の粉末圧延機を導入したいとのご要望を頂きました。予算が限られておりとても新規設備の購入は厳しいが、特殊な材料であるためレンタル設備でのテストも困難でした。
改造のポイント
とにかく導入コストは抑えたいがきちんとしたテストは行いたいという要望から、既設の冷間圧延用の圧延機を流用し、熱間圧延用ロール・ヒーター・制御盤を搭載し、必要最小限の改造で熱間・冷間圧延兼用の仕様に改造することを提案しました。追加した熱間圧延専用の操作盤で昇温設定が可能になりました。新規設備の導入と比較し導入コストを1/3に抑えられ且つ予算内に収まり、高く魅力を感じて頂き、改造が決定しました。
改造後

新しく冷間・熱間兼用の仕様となったことで、テストの幅が広がり新たな素材開発用の試験機として使用できるようになり大変喜ばれました。限られた予算の中でのやりくりは大変でしたが、お客様にご満足を頂ける結果を出す事が出来たので、弊社としてもとても満足しています。
圧延機・ロールプレス.comでは、当事例のように、既設の冷間圧延用の圧延機に、熱間圧延機構を追加することが可能です。当事例では、熱間圧延用の専用操作盤を搭載しましたが、既設の操作盤に制御盤を追加できるスペースがあれば、既設操作盤に機構を追加することも可能です。また、自社製品だけでなく、他社製圧延機についても、改造のご相談を承りますので、お気軽に下記よりお問合せください。
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